外資系企業との契約
日本と商法が異なる海外では、契約が絶対の契約社会になります。日本では一度契約書にサインをした後でも、変更をお願いしたり、なあなあになったりしますが、海外では日本で通用するなあなあ文化が入る隙間はありません。
また交渉段階では合意していた内容も、契約書には反映されていなかったり、その他の付帯条項が組み込まれていたりするケースもございます。それらを細かくチェックし、相手の要望を全て受け入れるのではなく、主張するべきところは主張し、柔軟で強弱をつけた交渉術が求められます。
ただ直線的な英語が話せるだけではだめで、場の空気が重くなり過ぎぬよう、ユーモラスを含んだウィットに富んだ会話も外国人との交渉には必要不可欠です。
サービス内容
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1)契約交渉
- 交渉は相手があって初めて発生します。我々日本人と外国人とではそれぞれ生まれた環境、考え方、文化など異なる点が多々あります。お互いの要望ややり方を強引に押し通したのであれば、交渉は上手くいきません。相手の文化などの背景も理解しつつ、妥協点を探る。交渉は信頼をベースにしたキャッチボールが必要になります。
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2)契約書の内容チェック
- 契約書ではAとでもBとでも取れる曖昧な表現をしている場合も少なく、後々お客様に不利益を持たす可能性があります。お客様がサインを行う前に契約書から内容を明確に読み取り、削除や改正など的確に内容を確認します。
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3)お客様のご要望を把握し交渉のテーブルにつく
- お客様にご納得頂く契約締結が、当社の最大のミッションです。それにはお客様の希望を深く理解する必要があります。お客様と当社との間で密なコミュニケーションを取る事で、より効率良く交渉を進める事ができます。
最大の強み、特徴
1)経験から裏付けられる的確な交渉術
異文化や異なる価値観、商法を持つ国々の人間との交渉は、まずはお互いの価値観をする合わせる作業からスタートします。
このすり合わせや、妥協点を見出す作業の匙加減は、一朝一夕に身に付くものではありません。長年の経験から大まかなラインを見出す事で、交渉の大幅な時間短縮をいたします。
2)数字を用いたロジカルな手法
セオリーや、考えを前面に押し出しての交渉は、お互いの立場や生まれ持った価値観などもあるので、交渉時に必ずしも有効だとは言えません。
4000年前や、現在の日本、アメリカ、アフリカどの国でも”ゼロはゼロ”、”いちはいち”の共通のキーワード”数字”をベースに論理的に交渉をおこないます。
3)相手との友好関係
ビジネスではどちらで上で、どちらが下ではなく、イコールな関係性を築き上げる事が、成功の一里塚です。
オーダー(命令)や高圧的な態度で望むのではなく、相手に如何にアクセプト(受け入れる)してもらうのかが大事です。事前に十分なコミュニケーションを取り、交渉時には柔軟な態度と考えで対応します。